2005年06月07日
2005年05月19日
5月の勉強会のご報告
こんにちはETCの鈴木です。
昨日は5月の勉強会でした。
壊れていたプロジェクターも治り、出だし好調の勉強会でした。
勉強会で行った内容は次のとおりです。
理論
・重力線と重力作用線の違い
・重力作用線に近づく筋は短縮傾向にある
復習のテクニック
・リスフラン、ショパール、足関節のROMの拡大
膝、股関節、腰への負担を軽減できます。
SLRなどはその場で改善できます。
・足関節の安定性の増大
足関節の安定性が増すだけで、
膝、股関節、腰への筋への負担がへります。
とくにスポーツをやる人にとっては、
片足での安定性が増すので足腰がしっかりしてきます。
今回のテクニック
・膝の半月板の矯正
伸展位は前方に屈曲位は後方に動き、
回旋は大腿骨と一緒に動く
・足のライン(股関節、膝関節、足関節のライン)をそろえる。
特に大腿二等筋、膝下筋、後脛骨筋の短縮の改善。
内転筋、長腓骨筋、腓腹筋外側の自然緊張の低下の改善。
以上の理論、及びテクニックを行いました。
人間が地球上に重力の影響を受けて生きている以上、
足元が整わなかったら、上部のアライメントを整わないと鈴木は思っています。まずは足元から整えると治療が早いんじゃないかと思っています。
2005年05月11日
腰椎過伸展 2
こんにちはETC鈴木です。
先日は、腰椎の過伸展で呼吸が苦しくなることをお伝えしました。
腰椎が過伸展して呼吸が苦しくなるとその先はどうなるか?
他の筋を使って呼吸をしようとするのです。
呼吸が浅くなった分、肋間筋が横隔膜の代償をして呼吸をしようとします。
しかし、肋間筋はもともと呼吸のときに動く筋でありますので、横隔膜の分まで動かなきゃいけないとなると、過剰に働かされることになります。
そのため肋間筋の疲労にもつながります。
スポーツ選手だと、肋間筋の過負担により
肋骨の疲労骨折をも起こしかねません。
以前、マラソンの高橋尚子選手が肋骨の疲労骨折しましたが、
鈴木が思うに、上記のことが原因なのかもしれませんね。
2005年05月01日
・腰椎の過伸展
腰椎過伸展
あなたは患者さんに、無理な姿勢矯正をしていませんか?
例えば猫背のひとに多いですが、
無理に姿勢をよくしようとして腰椎が過伸展になってしまうので、
どうしても腰に負担がかかってしまう。
腰椎が過伸展するとそこに停止している横隔膜の脚が緊張し、
横隔膜が機能低下を起こします。
すると呼吸が浅くなります。
自律神経失調症などの「呼吸が苦しい」という訴えは、
腰椎の過伸展を治してあげるだけで、呼吸が楽になることが多いですね。
当院の患者さんでサックス奏者がいますが、
腰椎の過伸展を治すだけで、演奏がとても楽になったそうです。
2005年04月21日
勉強会のご報告〜
こんにちは、鈴木です。
4月20日に行われた勉強会は把握していた人数より少し増えて13名の先生が出席しました。
千葉・栃木など、他見からの参加も多くにぎやかに行えました。
しかしパソコンとプロジェクターがうまくつながらないという、不測の事態が起き、急遽理論を少なめにしてテクニックを多めに行いました。
プロジェクターの調子が動かないと知ったとき、ちょっとあせりましたが、得意なテクニックの勉強会でしたので、引き出しはたくさんあるのですぐに平静さを取り戻しました。
なかなかいい素材を集めただけに、プロジェクターで見せれなかったのは少し残念に思います。
理論は、重力線と過重と筋の緊張による姿勢の乱れの関係をホワイトボードとプリント、4分割バランス測定器でお伝えしました。
テクニックはリスフラン関節とショパール関節と足関節のROMの改善と、
「関節の緩み」の改善です。
関節の緩みの改善はなかなかできないのですが、割合簡単にできるテクニックがありとても重宝しています。
これらの関節を改善すれば、SLRなどのテストは、ほとんどすぐに改善します。
腰痛のひどい状態などのときはけっして無視できない関節で、必ずアプローチを行わないといけないと鈴木は思っております。
次回はプロジェクターを直し、術前術後や姿勢の見方などをお伝えします。
参加者の方、不測の事態がおきスタートが遅れすいませんでした。
2005年04月15日
テクニック勉強会の予告
今回は勉強会の予告です。
4月20日の勉強会は体の見方からお勉強します。
その人の体格・姿勢・過重などを見て、
体のゆがみの原因を探っていきます。
特に過重の問題は、無視できないほどゆがみに及ぼす影響があります。
「なぜ体がゆがむのか?」と聞かれれば、
「それは過重の問題があるからだ」と答えるでしょう。
骨盤がゆがむだのアトラスがずれるだのというのは、
その後の問題です。
それぐらい過重は大切です。
過重を間違えていれば、
キネシオロジーの筋力テストもあてになりません。
なぜなら、過重により筋の強度が異なるからです。
ま、こんな感じのことを20日には勉強します。
興味のある人は、こちらをクリックしてね。↓
治療家のためのテクニック勉強会
4月20日(水)3:00 スタート!
毎月第3水曜日 3:00〜7:00
ETC患者獲得研究会
2005年04月09日
・幻の虫歯
こんにちは、アクセスありがとうございます。
今日は、ほかのブログを読んでテーマを決めてしまいました。笑
その名は「虫歯じゃないのに歯が痛む」です。
「歯が痛い」第一の原因はもちろん虫歯。
しかし、歯医者に行っても虫歯じゃないといわれる。
知覚過敏だとか、親知らずが斜めっているなどといわれます。
私も経験あります。
もちろん知覚過敏も斜めになっている親知らずも原因である場合もありますが、
私の経験では、口腔の筋のコリが原因である場合も多いですね。
もっとも当院の場合は、歯医者さんにもお医者さんにも行ってきて、
どうにもならない人が来るのでその割合が多いのでしょうね。
口腔の筋とは主に、
顎舌骨筋・オトガイ舌骨筋・オトガイ舌筋・内側、外側翼突筋・咬筋・頬筋などです。
特に顎舌骨筋は、三叉神経の下顎神経に関与していています。
下顎神経は歯の痛みを感じ取る神経でもあり、
そこが誤操作を起こすと虫歯じゃないのに歯が痛むというような症状が出ます。
正確に言うと、歯が痛んでいるような気がするだけなんです。
他にも口腔の筋も短縮すると血管も締め付けるので、血行不良になります。
長い間そのようになっていると、歯槽膿漏にもなりやすくなります。
施術法は口腔内の技術になりますが、とても文字では伝えられないので、
ここでは省略させていただきます。
治療家のためのテクニック勉強会
4月20日(水)3:00 スタート!
毎月第3水曜日 3:00〜7:00
ETC患者獲得研究会