2005年03月25日

膝の伸展と回旋。

膝見かけ上の回旋







膝の伸展は下腿の外旋を伴う。


今回は、機能解剖学です。


膝の伸展時には下腿は外旋します。
見かけは屈曲したほうが、凱旋しているように見えますが、
膝は屈曲すると外側の靭帯が、内側の靭帯よりもゆるみ、
しかも大腿骨内側の関節面と関節顆は外側のそれより大きいため安定しています。

そのため膝関節は屈曲時に外側が動きやすく(フリー)なります。
ですから膝関節屈曲時は、関節面や靭帯の力学の関係上、下腿外側は後方に動きやすく見えます。
これを見かけ上の回旋といいます。


上記のため、膝関節屈曲時に下腿は外旋しているように見えますが、
実際は膝関節伸展時で下腿は外旋します。

鈴木が講師をしているときに間違って覚えている生徒が多かったので、お伝えしました。


参考文献
図説関節・運動器の機能解剖 下肢編
協同医書出版社


鈴木のお勧め本です。ぜひ上肢編とあわせてお読みください。



ETC患者獲得研究会  

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2005年03月22日

得意技はこれだ!

こんんちは、すっかり春ですね。
春は朝が眠いですね。笑

前回は、姿勢による筋の作動性に優位性があることをお伝えしました。

ですから姿勢により個人個人に得意動作が異なるということですね。


例えばボクシングの場合、
平背の選手はストレートやジャブがとてもよく伸びます。
アウトボクシングをするタイプは平背タイプが多いです。
円背の選手は、フックやアッパーが必殺ブローになります。
ファイタータイプは円背が多いですね。


K-1でいうと、ちょっと古いですが、平背タイプはアーネストホーストです。
アーネストホーストのストレートは実によく伸びます。
なぜなら彼は平背なので、後背筋や僧帽筋や三等筋が作動する上でとても優位だからです。

円背タイプはマイクベルナルド。
彼のフックは強烈です。
なぜなら彼は円背なので、大胸筋・前鋸筋・二等筋が作動する上でとても優位だからです。


この他にも・・・
テニスでは、平背の選手の決め球はバックハンドストローク、もしくはバックボレーが多く、
円背タイプは、フォアハンドストローク、もしくはフォアボレーが多くなります。


もし対戦相手の姿勢分析が出来れば、初対決でも得意技が分かるので、
それをさせないように動けばいいのですね。

そう見ながら、スポーツ観戦をすると実に面白いものですよ。
ちょっとおたくっぽいけど・・・。笑


ETC患者獲得研究会
  
Posted by oobasamson at 10:59Comments(2)TrackBack(0)

2005年03月18日

・姿勢による筋の作動性の優劣

こんにちは、元気ですか?
内緒ではじめたこのブログ、なかなか読者が増えてきました。
そろそろお披露目しようかと思っています。


さて、今回は姿勢の続きで、姿勢により作動するのに得意な筋と不得意な筋とがあることをお伝えします。


簡単にいうと平背(脊椎の生理的湾曲が少ない)場合は、多くの動きが僧帽筋や広背筋が主導筋となります。
物を持ち上げるときなども背中の筋を主に使います。

円背の場合、大胸筋・前鋸筋が主導筋に使われます。



それがどうしたと言われそうですが、
これを応用すると人目でその人の得意動作が分かります。
スポーツの場合は、必殺技が分かります。

例えば・・・  続きは次号にて!



4月より「治療家育成のための勉強会」を始めます。

日時 毎月第3水曜日 3:00〜
場所 健療施術院 藤沢市辻堂元町1-2-6
費用 6,000円

健療施術院



ETC患者獲得研究会

  
Posted by oobasamson at 21:21Comments(2)TrackBack(0)

2005年03月16日

姿勢による筋弱化 2

こんにちは、鈴木です。
出来たばかりのブログなのにけっこうたくさんの人に読まれていることにびっくりしました。
みなさん、覗いてくれてありがとうです。

サム





さて前回の見解ですが、↑の状態ですと、





●頚椎伸展位ですと頭長筋や頚長筋は弱化しやすくなり、僧帽筋上部繊維が収縮します。


●胸椎は屈曲位ですから、僧帽筋や菱形筋が弱化しやすくなり、大胸筋・小胸筋が収縮しやすくなります。


●腰椎は伸展位ですので腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋が弱化しやすくなり、大腰筋下部繊維が収縮してきます。



このように姿勢により、短縮(強化)と延長(弱化)の差が出てくるとゆがみは定着化してきます。


姿勢は大事ですね。




  
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2005年03月14日

・姿勢による筋弱化

サム





こんにちは、はじめまして。
「治療法の気付き」の はじまりはじまり〜〜。
このブログが、みなさんの治療になんらかのお役に立てればうれしく思います。


さて、第一回目は「姿勢と筋力」です。

あなたは姿勢により筋力が弱化したり、強化したりすることを知っていますか。

簡単に言うと、円背(猫背)の姿勢ですと大胸筋・小胸筋・が強く、
僧帽筋・菱形筋が弱化します。



頚椎では伸展位ですと頭板状筋・頚板状筋・僧帽筋上部が強く、
頭長筋や頚長筋が弱化します。
ちなみに鈴木の臨床経験では、うつ伏せで頚椎を伸展位のまま頚椎を強圧すると
後々頭痛を起こしてしまいます。

特にC1は気を付けてください。
C1は意外と簡単に前方変異を起こしてしまうので、後方からC1への圧には特に注意が必要ですね。

鈴木もたまにマッサージや整体にいくのですが、たまにC1を後方から強圧されるときがあります。
「すいませ〜ん。そこ痛いんで押さないでくださ〜い。」ということに決めています。笑



さて、上記の写真の姿勢、腰部伸展・背部屈曲・頸部伸展の姿勢では、
どんな筋が弱化するでしょうか。また、弱化していると思われますか?
  
Posted by oobasamson at 18:46Comments(0)TrackBack(0)